2010.4.11
4月に、東京小児療育病院の前院長であり、重症心身障害児者施設みどり愛育園の前園長でありました長博雪先生が着任しました。
よろしくお願いいたします。
ごあいさつ
はじめまして。4月より、ご縁があって、この土佐希望の家へ常勤医師として勤務させていただくことになりました。長 博雪(ちょう ひろゆき)と申します。よろしくお願い申し上げます。今まで、東京多摩地区にあります、重症心身障害児者施設「みどり愛育園」に26年あまり勤めて参りました。そろそろ、ふるさとの九州博多に戻ろうと思っていましたら、四国に寄っていきませんかということになり途中下車。こちらに勤めさせていただくことになりました。
4月9日より、当施設の横の宿泊施設に泊めて頂いております。田植えを終わった田んぼでは、蛙の大合唱。すぐそばまで里山がせまり、朝になると裏山からホ〜ホケキョとウグイスの鳴き声。山吹の花。滴るような緑。なんという素晴らしい自然に恵まれているのでしょう。全国的には自然破壊で蛙などが激減しているというご時世。この豊かな環境のなかで、入所利用者の方たちと共に生き、ケアのお手伝いができる幸せを感じます。利用者の方に、「ここにきてよかった」と言っていただけるようなケアを目指して頑張ります。自分が積極的にできることは少ないと思いますが、みどり愛育園での研修等の窓口になることは可能と思います。
次に自分自身の事の紹介。昭和24年丑年の生まれ。四国に居住したことはありません。まして土佐は初めて。右も左もわかりませんのでよろしくお願い申しあげます。お酒はちょっと飲んだだけで真っ赤に。春風のなかを自転車でゆっくり走ってみたい。考古学や古代の歴史に興味。平安時代、奈良の都からやってきた紀貫之さんは、このあたりに住んで居られたと聞きます。
いずれ、女房と黒猫1匹(名前:のりちゃん、メス、年齢不詳)が引っ越してきて、高知市内に住む予定。ほんの数日しか経っていませんが、土佐の人々の温かさ、やさしさを感じ感激しております。今後とも宜しくお願いします。
平成22年4月16日 長 博雪