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icon-01.png理事長挨拶
門田理事長年頭のご挨拶
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令和5年元旦
 ご利用者の皆様、ご家族の皆様、新年あけましておめでとうございます。
 昨年は、急激な円安などによる物価の高騰で、日常生活に大きな影響がありました。円安は少し戻りましたが、電気代など、庶民生活への影響は続きそうです。

 さて、新型コロナウィルスは、昨年後半から感染力の強いBA5により感染者が急増しました。当施設でも、二つの病棟でクラスターが発生し、6月の1病棟では、利用者6人、職員10人の感染が、9月の3病棟では、利用者34人、職員29人の感染が確認されました。
陽性の方のゾーニング(エリア分け)など、予め対応シミュレーションを準備していましたが、想定どおりならないことも多々あり、職員の臨機応変な対応とチームワークによりまして、1人も重症化することなく、また、他の病棟へ拡大することもなく、的確な対応ができたと考えています。
 新型コロナウィルスは、変異を繰り返しています。ワクチン接種など、今後とも感染防止対策には万全を期してまいりますが、第8波の一日も早い終息を願うばかりです。

 昨年4月に「社会福祉法人幡多福祉会」との法人合併が成立し、合併後の法人名は、「社会福祉法人土佐希望の家」となりました。
名称は土佐に統一した形ですが、合併後も両施設の事業は独立採算で継続する、いわゆる対等合併です。
 4月以降、幡多の幹部会に土佐からも幹部職員が参加し、移転改築や医師確保、給与の見直し、各種規定の統合、などについて協議を重ねています。
また、職員の合同研修についても、両施設の看護・生活支援部門が相互に行き来して、協議を重ねています。
 幡多希望の家は、軟弱地盤が確認されており、南海トラフ地震への対応、施設の老朽化、狭隘化などから、移転改築が必要です。
 このため、移転先の土地について、幡多地域の通所利用者の利便性も考慮し、宿毛市に限らす、四万十市も含めた広域での適地の情報収集に努めています。
51床の幡多と142床の土佐を合わせ193床の全国的にも最大規模の民間社会福祉法人となりました。合併による充実した組織体制により、スケールメリットも生かし、重症心身障害児者とそのご家族への支援の充実に取り組んでまいります。

 コロナ禍で、保護者の皆様と直接お話ができる保護者会は中断しています。ご家族との面会は、窓越面会から対面面会となりましたが、面会時間は短く、ご不便をおかけしています。こうした中でも、保護者やご家族の皆さんとの意思疎通が大切であると考えていますので、不安に思うことや疑問な点などがありましたら、何なりとお問い合わせいただきますようにお願いします。
 本年が、ご利用者、ご家族の皆様にとって、いい年でありますように、ご祈念申し上げまして、私からの新年のご挨拶といたします。
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